撮影が楽しくなる!スマホアプリで写真や動画を自在に編集・保存
法人携帯としてスマホの普及が進む中、注目したいのはスマホをどうビジネスに活用していくのかです。事実、これまで通り通話・メール・WEB閲覧程度であればガラケーでも問題ありません。そっちの方が月額料金もお得でしょう。
では、スマホの強みとは?やはりガラケーにはない高画質・高性能なカメラに数々のアプリです。初めてスマホを手にした時、カメラの画質の良さに驚いたのを今でも覚えています。皆さんも似たような経験があるのではないですか?
ただ、周りを見渡してみるとスマホのカメラを十分に活用できている方はほとんどいません。実にもったいないことです。そこで、今回はスマホのカメラをプロレベルに使いこなせる写真・動画に関するアプリをまとめたいと思います。
目次
1.写真から画像を作るアプリ
プライベートはもちろん仕事でもスマホで写真を撮ることはよくあると思います。ただ、撮った写真はそのままですか?せっかくならスマホの中で腐らせるより、周りを引きつけるような動画として編集してみましょう。
①Flipagram スライドショー動画・写真加工・編集
すでに世界で2億ダウンロードを記録した写真・動画の編集アプリです。主な機能は、撮影した写真を選択し動画として加工・編集することです。編集した動画はLINEやFacebookなどの主要SNSに簡単に投稿できます。
動画ではスライド(画像)の時間からBGM(数百万曲から)、テキスト入力と幅広く編集が可能です。また、共有相手を設定できる「プライバシー機能」もあるので、法人携帯(スマホ)で活用する上でも便利と言えます。
②Quik – 無料ビデオエディタ
人気映像機器メーカー「GoPro」が提供する写真を動画として加工するアプリです。主な機能は、写真の追加・動画スタイルの選択・動画のカスタマイズ・BGMの選択など、動画制作に必要な機能がこれ1つに詰め込まれています。
特に、写真をスライドショーとして加工するには、好きな画像を追加して数回タップするだけとシンプルな設計です。また、無料音源(80曲)または自身のiTunesからもBGMを選択できるのでお気に入りの動画を簡単に制作できます。
③スライドショーメーカー
写真からスライドショーを制作するのに特化した写真・動画編集アプリです。主な機能は、写真の追加・スタイルの設定・ステッカーの選択・音楽の追加・フィルターの追加・共有など、ただスライドショーを作るだけなら数分でできます。
また、動画を作り込みたいならステッカーが100種類以上も提供されているので鮮やかに彩ったり、複数のフィルターで深みを出しても良いでしょう。家族の思い出はもちろん社員旅行での一幕を動画として残すのも良いかもしれません。
2.画像編集に役立つアプリ
「動画編集ってプロの仕事では?」と思うかもしれませんが、スマホのアプリを使えば意外と簡単なようですね。であれば、少しでも動画の質を高める画像にも凝りたくはないですか?実は、アプリには画像編集に役立つものも数多くあります。
①Adobe Photoshop Express
デザイン系のシステムやアプリを製作しているAdobeの画像編集アプリです。主な特徴は、画像の切り抜きや色調整、傷の除去などタッチ操作で写真をより洗練されたものに生まれ変わらせます。まさにプロ仕様と言えます。
にも関わらず、このアプリの基本機能は無料!で提供されています。また、有料版に切り替えるとAdobeの提供するプレミアム機能を利用できます。より本格的に写真を加工したいのであれば、まず試しておきたいアプリでしょう。
②Snapseed
気軽に写真を加工したいならこのアプリがおすすめです。主な特徴は、画像調整・ストラクチャ・切り抜き・歪み補正・ホワイトバランス・ブラシなど全29種類の機能があることです。2012年にGoogleに買収されたことで話題でした。
このアプリはとにかく素人でも直感的に操作し写真を加工できるように設計されています。先述したAdobeの「Photoshop」などはプロ向けなだけに操作が難しいのですが、このアプリであればほとんどの操作がスワイプだけです。
③Autodesk Pixlr
おしゃれに加工したいならこの画像編集アプリが良いでしょう。主な特徴は、フィルター類だけで数百種類も用意されていることです。細かな調整などが分からなくとも、好きな雰囲気のフィルターをかけるだけで十分におしゃれにできます。
また、このアプリはインターネット環境を利用して動作しています。一般的なアプリのように全機能(データ)をインストールする必要がないので、スマホの容量を圧迫しません。スマホの記録容量が少ないならこのアプリで決まりです。
3.動画編集に役立つアプリ
スマホは動画を撮るのにも便利な端末です。特に、最近のスマホは画質はもちろん処理速度が上がっているのでその辺のデジカメ以上に綺麗な動画を撮れます。だからこそ、撮った動画は編集してより良いものとして残したいものです。
①Adobe Premiere Clip
先述した「Photoshop」と同様にAdobeが提供している動画編集アプリです。主な特徴は、動画や画像などを読み込んで「自動編集(ボタン)」を押すだけで基本的な編集を行えることです。まさにプロ泣かせなアプリと言えます。
もちろん、テーマやBGMなども複数用意されているので自分でアレンジすることも可能です。また、このアプリで編集した動画をAdobeの有料システム「Preiere Pro CC」や「Premiere Clip」などに移してより本格的な編集もできます。
②Splice
先述した映像機器メーカー「GoPro」の提供するiPhone(iOS)向けの動画編集アプリです。主な特徴は、読み込んだ動画のカット編集や速度調節、エフェクトやBGMの選択などパソコン並みの編集ができることです。
ちなみに、BGMの中には「おなら&げっぷ」や「ノコギリ」「叫び声」「モンスター」など変わったものも数多く提供されています。他の動画編集アプリでは作れない、ちょっと遊び心のある動画を目指したいのであればチェックしたいアプリでしょう。
③Magisto
凝った演出を簡単に作れる動画編集アプリです。主な特徴として、動画や写真を選択しスタイルとBGMを設定するだけで自動的に動画編集ができます。アプリに採用されているAI(人工知能)が最適な設定を判断しているそうです。
また、このアプリのアカウントを作ると他の製作者の動画を視聴したりダウンロード(有料)することも可能です。もちろん、皆さんが制作した動画を公開できるので、他の動画編集アプリよりも制作意欲の湧いてくること間違いありません。
4.セキュリティ対策のアプリ
法人携帯や個人携帯に関わらず、スマホに写真や動画を残しておくならセキュリティ対策にも注意が必要です。特に、スマホを狙ったウイルスや不正アクセスなども増えており、最近ではアカウントの「なりすまし」も印象に残っています。
①Symantec
セキュリティソフトのシェアで世界トップレベルのブランド「Norton(ノートン)」のセキュリティアプリです。主な特徴は、監視システムが定期的にスマホ内を見回り、アプリやデータ通信などに不審な動きがないかをチェックしてくれることです。
また、管理画面上での「遠隔ロック」や盗難時に役立つ「遠隔撮影」、紛失時にスマホの位置を確認できる「リモート検索」などの便利な機能もあります。本来は年間3,024円の有料アプリですが、現在は30日間の無料体験中です。
②Trend Micro
先述したNortonと並んで世界トップレベルのブランド「ウイルスバスター」のセキュリティアプリです。主な特徴は、不正サイトやフィッシング詐欺などのWEB脅威対策に強いということです。また、アプリの安全性のチェックにも役立ちます。
銀行の提供する口座管理アプリとの連携もできるので、流行りのネットバンクを利用する上でも安心と言えます。ちなみに、本来は年間3,065円と有料アプリですが、現在は30日間の無料体験中なので試したいなら今がチャンスです。
5.まとめ
今回は、法人携帯としてスマホの普及が進むことから、スマホの主な利点である高画質なカメラの活用についてまとめてみました。せっかく綺麗な写真・動画が撮れるなら画像編集アプリや動画編集アプリで作品として残しませんか?
ちなみに、今回紹介したアプリは一部を除いて無料のものばかりです。にも関わらず、使用できる機能はプロ仕様のものとほとんど変わりません。特に、AdobeやGoProの提供するアプリは実際にプロも使用しているアプリです。
ぜひ、家族での思い出や社員旅行の一幕など、写真や動画が溜まっているならアプリを活用してみてください。